滑ロ紀も『木づかい生活』を応援しています

づかい運動とは

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 『木づかい運動』とは、日本の森林から収穫された木材(国産材)を利用した製品を積極的に使う国民運動です。

2005年度から、林野庁が取り組みを開始し、160を超える企業や団体も参加しています。もちろん、国産材製品を買って使う皆さんひとりひとりが木づかい運動の担い手なのです。

 

木づかい運動情報サイト はこちら

 

    木材が暮らしに利用されて、森林が整備され、植林→育林→伐採と循環していくことは、地球の温暖化防止にもつながります。

発育が盛んな若い木は、地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素を大量に吸収します。

また、木材でつくられる建材や製品は、金属などに比べて何百分の一の製造時エネルギーしか使わず、環境への負担が小さくてすみます。木は自然の力と人の手で再生可能な、古くて新しいエコ資源なのです。

 

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国産材製品を使う事で、地球温暖化をストップ! 

京都議定書では、2012年までに日本の二酸化炭素(CO2)の排出量を1990年の水準より6%削減することを約束しています。そのうち3.8%(※1)を、日本国内の森林によるCO2の吸収量を増やすことで達成しようとしています。しかし、日本では手入れの行き届かない森林が増え、荒廃が進んでいるため、今のままでは京都議定書の二酸化炭素削減目標達成が危ぶまれています。このため、林野庁では2005年度から、国民運動として「木づかい運動」の取り組みを開始しました。国産材の積極的な利用を通じて山村を活性化し、CO2をたっぷり吸収する元気な森林づくりを進めようとしています。当センターは「木づかい運動」の事務局として、国産材の利用を拡大するためのさまざまな取り組みを行っています。

■京都議定書とは
気候変動枠組条約に基づき、1997年12月11日に京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で議決した議定書。正式名称は、気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書。

■ポイント
○先進国の温室効果ガス排出量について、法的拘束力のある数値目標を各国毎に設定。
○国際的に協調して、目標を達成するための仕組みを導入(排出量取引、クリーン開発メカニズム、共同実施など)
○途上国に対しては、数値目標などの新たな義務は導入せず。
○数値目標

 対象ガス  二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、HFC、PFC、SF6
 吸 収 源  森林などの吸収源による温室効果ガス吸収量を算入
 基 準 年  1990年 (HFC、PFC、SF6 は、1995年としてもよい)
 目標期間  2008年〜2012年
 目    標  各国毎の目標→日本△6%、米国△7%、EU△8%など。
先進国全体で少なくとも5%削減を目指す。

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COを吸収する森を育て、地球温暖化防止に貢献します002.gif

地球温暖化の原因となっている二酸化炭素(CO2)の大きな吸収源として、森林が注目されています。京都議定書では、日本のCO2の排出量を1990年の水準より6%削減することが義務づけられています。そのうち3分の2にあたる3.8%を森林による吸収が担っています。
森林の木々は大気中のCO2を吸収し、炭素として固定します。そして木造住宅や木製品になっても、炭素は長年にわたって木の中に蓄えられます。木製品が「炭素の缶詰」と言われるのは、そのためです。
林業の低迷で、日本の森林は手入れが行き届かず、荒廃が進んでいます。しかし、私たちが日常生活の中でもっと国産材製品を使えば、資金が山に還元され、森林整備につながります。そして「植える→育てる→収穫する→上手に利用する」という森林の循環が保たれ、CO2をたっぷり吸収する元気な森が育ちます。一人一人の「木づかい」が、地球温暖化防止に貢献します。

 

国産材を使うことで、森林の手入れが進みます013.gif

森林を育てるには、下刈、除伐、間伐などの手入れが必要です。また、主伐によって伐採された(=収穫した)あとには、再び植林しなければなりません。「植える→育てる(手入れ)→収穫する」という森林のサイクルを循環させることで、健全な森林が育成され、私たちに住みやすい環境と資源を持続的に与えてくれます。
ところで、手入れが行き届いた健全な森林づくりには、間伐材を含めた木材や木製品を積極的に利用する消費活動が必要です。私たちの消費活動により資金が山に還元され、林業の生産活動が活発化し、二酸化炭素の吸収機能をはじめ、森林が持っているさまざまな機能が十分に発揮されるようになるのです。

 

●『木づかい』は、みんなで進めるエコ運動です 067.gif

kankyou_pic01.jpg・農作物を秋に収穫するように、人間の植林によってつくられている森林は50〜60年ほどしたら刈り取ります(主伐)。

・また、森林が育つ過程では、下刈間伐を行い、木が伸び伸びと育つ環境を与える必要があります。

・ところが、日本のほとんどの森林は、下刈や間伐がされずに放置され、森林の本来の姿で機能していません。安い外国産の木材に押され、国産材が普及していないからです。

・森林を整備するためには、下刈や間伐が必要です。そして、主伐したら植林して再び森を育てる。この循環が森林の本来の姿です。日本の森林を本来の姿に戻すには、国産材を使った製品を普及させることが必要です。それが日本の森を育て、CO2の吸収にもつながっていきます。

 

木づかいと健康 107.gif

ぬくもりがあり、見た目が美しく、肌触りがよい。気分を癒すほのかな香りを放つ。湿度を調節する。木のさまざまな特性を生かすと、健康で快適な生活空間が生まれます。

木材は心にも、健康にもよい。日本人は古くから知っています。

木材がコンクリートや金属、プラスチックと違う点は、ぬくもりがあることです。やわらかく、やさしい感触を持ち、見た目にも美しい木造の家や木製品。身近なところに木があると、日常のストレスはやわらげられ、やすらぎを感じます。
 ひと昔前の日本では木造の家がほとんどでしたが、急速な経済成長と科学技術の発展によって新しい建材や建築方法が生まれ、住宅事情が大きく変化しました。しかし、便利になり、生活が楽になった反面、鉄筋コンクリートにビニールクロス、ステンレスにプラスチックでは何か物足りない。また、病気ではないけれど、なんだか身体の調子が思わしくない。そんな現代人に必要なのは、ほっとひと息つける温かさです。知らず知らずのうちに、私たちは木のぬくもりを求めているのです。
 最近は木造の校舎が少しずつ増え、校内では木の机やいすも復権しつつあります。肌触りがよく温かみがある木の机は勉強する子どもたちの気分をなごやかにし、柱からにおう木の香は気分を落ち着かせます。木目の美しさは目をやさしく包み、木の遮音・吸音の働きは耳障りな音を減らします。木の床は肌にやさしく歩き心地が快適で、衝撃をやわらげます。木材の吸放湿の働きは、室内の湿度を調節して快適な空間をつくり出し、また、金属やコンクリートに見られる結露を防ぎます。自然素材の“木材”は健康によいということが、改めてクローズアップされています。


(出典:財団法人 日本木材総合情報センター)